5月31日(土)

5月31日(土)

『ザアカイは立って主に言った、「主よ、わたしは誓って自分の財産の半分を貧民に施します。また、もしだれかから不正な取立てをしていましたら、それを四倍にして返します」』ルカによる福音書19章8節


ザアカイは、内面の癒しが必要な悪い人だった。
取税人の頭で、部下が集めた税金の上前をはねて、裕福に暮らしていた。

その彼が、イエス様の事を聞いて、このお方を何としてでも見ようと思った。
この時、すでに、救いの前兆があったのかも知れない。
だけど、彼は背が低かったので、木に登って群衆の上からイエス様を見下ろすしかなかった。

ザアカイは、イエス様が自分をご覧になり、君の家に行くよと言われたので、罪意識で圧倒されそうになったのではないだろうか。

財産の半分を貧しい人に施し、騙し取った物は4倍にして返すと宣言した。
すると、イエス様は、「きょう、救いがこの家に来ました」と言われた。

この瞬間、ザアカイの心は癒されたに違いない。
罪の意識に苛まれていたザアカイは、イエス様の救いの宣言を聞いて、解放されたのだ。
どうにもならない罪人でさえ、救いに導かれるイエス様は、何というお方なのだろう。

イエス様こそ、恵みの宣言者なのだ。

God Bless You!!

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