5月30日(金)
『よく聞きなさい。それと同じように、罪人がひとりでも悔い改めるなら、神の御使たちの前でよろこびがあるであろう』ルカによる福音書15章10節
個人が個人に伝道する事は、あまり価値も効果もないと思っているクリスチャンは少なくない。
大伝道集会や、復興聖会などの方が、手っ取り早くて効果的に思っているのだ。
だけど、イエス様の公生涯は、3年間という短いものだったけれど、時間が足りないと人々を十杷ひとからげに扱うような事はなさらなかった。
確かに、ユダヤでは群衆に語られ、ガリラヤ湖では5000人に食事を与えられ、カペナウムでも大勢の人々に教えられた。
だけど、ひとりの魂の価値を決しておろそかにはされなかった。
ある晩は、ニコデモと話をされた。
またある日は、サマリヤの女性に井戸端で声をかけられた。
そして、イエス様の姿をよく見ようと、いちじく桑の木に登ったザアカイにも目を留められた。
こうした聖書の記述を見ると、私達は大いに励まされるんじゃないだろうか。
群衆の中から、自分を選んでくださり、「ザアカイ。急いで降りて来なさい。
きょうは、あなたの家に泊まることにしてあるから」とイエス様に告げられた時、ザアカイはどんなに感動しただろう。
個人に向けて証しし、伝道する事を過小評価しそうになったら、イエス様の模範を思い出して欲しい。
聖書は、罪人がひとりでも悔い改めるなら、神の御使たちの前でよろこびがあるであろうと語っている。
だから、ひとりの魂の価値を、決して軽んじてはいけない。
God Bless You!!
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