5月23日(金)
『したがって、あなたがたはもはや僕ではなく、子である。子である以上、また神による相続人である』ガラテヤ人への手紙4章7節
古代の物語に、サイロスという王子の話がある。
サイロスは赤ん坊の時、彼を亡き者にしようとする人によって、ある牧人に引き渡された。
牧人は、その赤ん坊を高い山に連れて行って野ざらしにし、殺してしまうように指示されたけれど、赤ん坊を家に連れて帰り、我が子として育てた。
サイロスは、その男と彼の妻を実の親だと思って、貧しい小作農家で一生を過ごした。
王族の家系に生まれたとは、知るよしもなかった。
自分は小作農家のせがれだと思っていたので、そのように生きた。
クリスチャンは、イエス様を信じているなら、王の家系に属していると、はっきり認識しなくてはいけない。
だけど、多くのクリスチャンは、霊的な王族として生きなければいけないのに、貧しい者のように生きている。
パウロは、クリスチャンは、「みな、キリスト・イエスに対する信仰によって、神の子どもなのです」と語っている。
神様は、私達が満たされた勝利の人生を送るために、必要なものをすべて与えてくださる。
だから、もう、貧しい者のように生きるのはやめよう。
王の子どもは、王である父の性質を映すべきなのだ。
God Bless You!!
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