5月15日(木)

5月15日(木)

『ところが、主が言われた、「わたしの恵みはあなたに対して十分である。わたしの力は弱いところに完全にあらわれる」。それだから、キリストの力がわたしに宿るように、むしろ、喜んで自分の弱さを誇ろう』コリント人への第二の手紙12章9節


他人の傲慢さ以上に嫌いな事があるとすれば、それは、自分の弱さを認める事じゃないだろうか。
私達は、自分の弱さを認めたくないので、様々な小細工をして、それを隠そうとする。

パウロでさえ、自分のもろさを思い知らされる必要があった。
彼は、「肉体のとげ」によって、何度も打ちのめされた。
それが何であったかは、わからないけれど、これがパウロを苦しめ、辱め、制約した。

パウロは、そのとげを取ってくださいと主に3度も懇願したけれど、その願いは聞き入れられなかった。
すべてに十分である神様の恵みを知るために、そのとげは用いられたのだ。

パウロは、自分の弱さを勇敢に認めて、主の恵みを受け取った。
彼は、そのとげを「自分を制約するハンディ」ではなく、「天からいただいた特権」だと見るようになったのだ。

彼の特権とは、弱い時にこそ、主にあって強いという事だ。
そして私達も、自分の弱さを認めるなら、キリストにあって強くなれるのだ。

God Bless You!!

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