5月13日(水)の手紙



『モーセはヨシュアに言った、「われわれのために人を選び、出てアマレクと戦いなさい。わたしはあす神のつえを手に取って、丘の頂に立つであろう」』出エジプト記17章9節


動物園の蛇の飼育員なら、蛇の尾っぽを絶対につかんではいけないと言うだろう。
そんな事をすれば、瞬時にどくろを巻いて噛みついてくるからだ。
蛇を持つ時は、頭をつかむと決まっている。

だけど、神様は尾っぽをつかみなさいと言われた。
モーセはミデヤン砂漠で何度も蛇に遭遇していたのだから、これは賢明ではないと知っていただろう。

だけど神様は、モーセに神の力を体験させられた。
そして、神のメッセンジャーとして用いていただくために、喜んで我が身を差し出すよう促された。

杖を地面に投げるのも、蛇の尾っぽをつかむのも、基本的には同じ事、つまり、神様への服従を示している。
神様は、モーセを通して民に語ろうとされていた。
事実を人々に証明するためなら、神様はどんな物でも使う事がおできになる。
学ぶべき教訓は、この事だ。

私達の手には、何があるだろう。
ある意味で、自分の人生は自分の手の中にある。
自分の時間を自分のために使ってしまうか、全能の神様に役立てていただこうと差し出すのか、それを選択するのは私達だ。

神様が示される事を素直に行った時、神様が私達を通してどれほど大きな事をなさるかを見て驚くだろう。

今、あなたの手には何がありますか?
神様があなたを召されたのなら、それを成し遂げる力も備えられる事を忘れないでほしい。

God Bless You!!


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