5月10日(火)の手紙


2016年5月10日(火)

『あなたがたがこんなにも早く、あなたがたをキリストの恵みの内へお招きになったかたから離れて、違った福音に落ちていくことが、わたしには不思議でならない』ガラテヤ人への手紙1章6節


始めて「神よ、私の頭の中にいてください」と祈る人に出会ったら、正直変だと思うだろうか。
だけど、よく考えると、素晴らしい祈りかも知れない。
なぜなら、イエス様に近づこうとする思いが感情的な体験を重視しすぎて、頭、つまり知性の働きを軽視するなら、不幸な事だと思う。
神の真実が知性で理解されなければ、私達はやがて本筋をはずしてしまう。

初代教会のクリスチャンを見ると、彼らの頭の中は、偽教師の間違った教えで一杯だった。
救いと信仰の成長は、律法厳守によってのみ成就すると考えられていた。

私達を惑わすのは、偽教師だけではない。
世間は、歪んだ考えに満ちている。
例えば、人に迷惑をかけなければ、何をしてもよいとか、勝ち組、負け組という考え方だ。

イエス様との親しい関係は、イエス様に関する事実を知る事から始まる。
この事実があるので、私達はこのお方に近づきたいと願うのだ。

イエス様と共に歩みたいなら、少々変に聞こえても、「私の頭の中にいてください」と主に願う事で一日を始めよう。
人生が脱線しないために、神に思考を導いていただこう。

God Bless You!!

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