4月28日(月)

4月28日(月)

『そこで、すぐ彼らをお招きになると、父ゼベダイを雇人たちと一緒に舟において、イエスのあとについて行った』マルコによる福音書1章20節


当時、ラビ(教師)の弟子になりたいと思ったユダヤの男性は、家を離れ、仕事を辞めなければならなかった。
一日中、先生と一緒にいて、徒歩で旅をしながら、教えたり学んだり、働いたりしていた。

旧約聖書について語り合い、聖句を暗記し、その教えを生活に取り入れた。

ユダヤの基本的な倫理が記された古い書物によれば、弟子の使命とは、ラビの足が立てるほこりにまみれる事であり、彼のすべての教えを修得する事だった。

先生のすぐ後を歩くので、ほこりの中を歩く事になる。
そうしているうちに、弟子は、その先生のようになっていくというのだ。

イエス様が、シモン、アンデレ、ヤコブ、そしてヨハネを導かれた時、彼らも弟子とはそういうものだと分かっていた。
だからこそ、直ちに仕事を離れ、イエス様について行ったのだ。

彼らは、3年間、イエス様のそばにいた。
主の教えに聞き入り、主の御業を目にし、主の真理を学び、主のほこりの中を歩いた。

今日、私達も、イエス様の弟子として「主のほこりの中を歩く」事ができる。
聖書の御言葉に従い、生きる事によって、「主のほこりの中を歩く」事ができるのだ。

ほこりまみれになった私達を、主は、いつの日か、誇り高き者としてくださるだろう。
イエス様を信じる事は、一度だけの行為じゃなくて、生涯イエス様と歩み続ける事なのだから。

God Bless You!!

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