4月26日(火)の手紙


2016年4月26日(火)

『どうか、彼らが主のいつくしみと、人の子らになされたくすしきみわざとのために、主に感謝するように』詩篇107篇21節


ジェレミー・テイラーは17世紀の英国の牧師だけれど、信仰のためにひどい迫害を受けた。
家を略奪され、財産を没収され、家族共々極貧生活に追いやられた。
だけど、彼は失われる事のない神の祝福を数え続けていた。

テイラーは、次のように書いている。
「明るい笑顔や快活な性格、そして私の良心も、彼らは奪い取る事ができません。
私は今でも、神の御支配のもとにあります。
彼らは御父の約束も、天国への希望も、そして迫害する人に対する私の親切心をも奪ってはいません。

私は今も変わらず、眠る事ができ、食べ物を消化する事ができます。
食べて飲んで書物を読みながら瞑想します。
このように大いに喜ぶ理由があるのですから、多少のとげには悩まされない事を選択すべきです」。

私達は、ジェレミー・テイラーのような苦難の人生を送る事はないかも知れないけれど、誰でも何らかの試練や困難に遭うものだ。
その時、不平をつぶやくか。それとも、「多少のとげ」に豊かな祝福を奪われまいと決意するか。

試練のために不平を言いたくなる時は、神の誠実を思い出そう。
不満ではなく、祝福を数えよう。

God Bless You!!

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