4月15日(水)の手紙



『子たちよ。わたしたちは言葉や口先だけで愛するのではなく、行いと真実とをもって愛し合おうではないか』ヨハネの第一の手紙3章18節


実績がないのに自慢ばかりをするスポーツ選手に、「将来についてではなく、今までの話をしてください」と言った人がいた。
行動は、言葉よりも雄弁だ。

この原理は、イエス様の生き方にも見られる。

マタイによる福音書9章で、中風の人がイエス様のみもとに運ばれてきたが、その時のイエス様の反応は「あなたの罪は赦された」だった。

だけど、律法学者達が心で異を唱えると、イエス様は当面の問題を取り上げられた。
それは、「『あなたの罪は赦された』と言うのと、『起きて歩け』と言うのとどちらがたやすいか」。

答えは、明らかだ。
罪が赦されたというのは、簡単だ。
証明が不可能だから。
だけど、「起きて歩け」の結果は即座に確認できる。

そこで、イエス様は、ご自分が罪を赦す権威を持っている事を示すために、「起きなさい。寝床をたたんで、家に帰りなさい」と言われた。
そして、彼はそうしたのだ。

イエス様は、言行一致だったけれど、私達もそうあるべきだ。
クリスチャンの生き方が言行一致であるなら、この世の人達にインパクトを与える事ができるだろう。
キリストの愛を語る言葉に親切な行為が伴うなら、それは力強く響くだろう。

行動は、言葉以上に雄弁なのだから。

God Bless You!!


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