3月9日(日)

3月9日(日)

『わたしはまた、あなたがたのすべての町であなたがたの歯を清くし、あなたがたのすべての所でパンを乏しくした。それでも、あなたがたはわたしに帰らなかった」と主は言われる』アモス書4章6節


旧約聖書のアモス書には、心に残る聖句がいくつかある。

「ふたりの者は、仲がよくないのに、いっしょに歩くだろうか」。
「あなたの神に会う備えをせよ」。
「正義をいつも水の流れる川のように、流れさせよ」。

だけど、アモス書で、最も繰り返されている言葉は、4章に5回にわたって登場する「あなたがたはわたしに帰らなかった」という言葉だ。

自分の喜びを、自由奔放に追い求める人々が反省して、神様の教えに従うようにと、神様は何度も彼らに懇願された。
だけど、彼らの反応は、いつも同じだった。
決して、悔い改めようとはしなかった。

御言葉を読みながら、人の心の頑なさに驚きながらも、自分もまた同類ではないだろうかと思わされる時がある。
神様が、私に注意を促しておられると察しているのに、その促しに従わない時がある。

アモス書の預言には、裁きと捕囚、そして破壊の警告がある。
だけど同時に、悔い改めの勧めと、祝福の約束もある。

アモス書には、心に残る聖句がいくつもあるけれど、同時に、ご自分のもとを離れてしまった人達に、「わたしのもとへ戻ってきなさい」と、神様が呼びかけておられる愛がある。

神様のもとに戻るのは、明日じゃない。
「今」なのだ。

God Bless You!!