3月8日(日)の手紙


『自分の目にある梁は見ないでいて、どうして兄弟にむかって、兄弟よ、あなたの目にあるちりを取らせてください、と言えようか。偽善者よ、まず自分の目から梁を取りのけるがよい、そうすれば、はっきり見えるようになって、兄弟の目にあるちりを取りのけることができるだろう』ルカによる福音書6章42節


「世界を変えよう。まず自分自身が変わる事から始めよう」。

耳の痛い言葉だ。
私達はしばしば、人を変えようと頑張ったり、みんなが自分の期待通りに変わってくれればよいのにと思ったりする。
だけど実際は、冒頭の言葉こそ変化をもたらす秘訣だろう。

自分の事を棚に上げる態度について、イエス様は今日の御言葉を語られた。
人の欠点は気付くのに、自分の欠点には気付かないというのは、偽善の兆候だというだけではない。
人間関係がうまくいくかいかないかは、自分に変わるべき点があると認めるか認めないかによるのかも知れない。
自らの態度を改め、相手より先に謝罪し、へりくだる必要があるとは考えられないだろうか。

他人を変える事は、できない。
だけど、神様の助けによって、私達自身の態度や言動を変える事はできる。
自分の態度が変われば、周囲の人も変わったように見えてくるかも知れない。

God Bless You!!


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