3月21日(土)の手紙


『このように、あとの者は先になり、先の者はあとになるであろう』マタイによる福音書20章16節


彼は、堂々と無神論を主張する人で、50年の生涯を通じて神様の存在を否定してきた。
その後、病を得て、次第に弱っていった。

高校時代からのクリスチャンの友人達は、ほとんど毎日のように彼を見舞っていた。
友人達は、キリストの愛について、再び話し始めた。

だけど、死期が近づくにつれて、彼が神様にまったく興味がない事は、益々明らかになっていった。

ところが、ある日曜日。
ひとりの牧師が、病室に立ち寄った。
すると驚いた事に、彼は牧師と一緒に祈り、イエス様の赦しと救いを願い求めたのだ。
そして、約2週間後に亡くなった。

彼は、50年もの間キリストを否定し、たった2週間だけキリストを信じて愛した。
この信仰によって、彼は、永遠に神様の御前で生き、神様の栄光と愛、御力と完全さを体験するだろう。

それは、不公平だと言う人もいる。
だけど、マタイによる福音書20章に記されたイエス様のたとえ話によると、問題は公平さではなく、神様の恵みだ。
神様は、良いお方だという事だ。

今頃イエス様を信じても、もう手遅れだと思っていないだろうか。
死の直前に、イエス様を信じた十字架上の強盗を思い出して欲しい。
今からでも、手遅れではない。
神様が「今日」と言われるのに、「明日」と思い込むのはとても危険な事だから。

God Bless You!!


a:243 t:1 y:0