3月14日(月)の手紙


2016年3月14日(月)

『まことに人の怒りはあなたをほめたたえる。怒りの余りをあなたは帯とされる』詩篇76篇10節


悪の存在を赦さないよりも、悪から善を引き出す方が良いと神は判断されたと、アウグスティヌスは語っている。
神は、人間が成しうる最悪の行為を取って、そこから良いものを作られる。
罪深い人間の憤りさえも、神への賛美に変えられる。

神は、楽な人生を約束されない。
私達はむしろ、大変なところを通るかも知れない。
しかし神は、私達を支える力強い腕になろうと約束しておられる。
もし、私達が神を信頼するなら、どんなに苦しい状況にあっても、強めていただける。

信仰と希望と愛を持って勇敢に前進できるように、助けていただける。
神につながってさえいるなら、神が許される人生の試練は、神への賛美と栄光につながっていく。

詩篇76篇10節の原文は、少々分かりにくい御言葉だ。
へブル語を文字通り読むと、「まことに、人の憤りがあなたをほめたたえ、憤りの余りは、神が縛ってしまわれます」となる。

神の御心は、人の憤りを用いて神に栄光と賛美をもたらす事だ。
だけど、その目的が果たされると、神はそれを抑えられる。

神は、私達に耐えられないほどの重荷を負わせられない。
これは、確かな約束だ。
神の栄光が十分に顕され、私達が学ぶべき事を学び、それが証明されたなら、神は手を上げて「そこまで!」とおっしゃり、私達を助けてくださる。

God Bless You!!

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