2022年8月30日(火)
『しかし、霊どもがあなたがたに服従することを喜ぶのではなく、あなたがたの名が天に書き記されていることを喜びなさい。』ルカの福音書10章20節
イエス・キリストが言っておられることの要点は、「奉仕の成功を喜ぶのではなく、あなたがわたしと正しい関係にあることを喜べ」ということである。
キリスト教の事業や働きに携わっていると、奉仕の成功を喜ぶ、つまり神が自分を用いてくださったことを喜ぶという罠に陥りやすい。
しかし、もしあなたがイエス・キリストと正しい関係にあるなら、神があなたを通して何をなされるかを計り知ることなど決してできない。
イエス・キリストとの関係を正しく保て。
そうするなら、どのような状況の中にあろうとも、また日ごとにだれに会おうとも、イエスはあなたを通して「生ける水」を注ぎ出してくださっている。
それを教えてくださらないのは、神のあわれみなのである。
救いと聖化によって、神との関係が正しくなったからには、あなたがどこにいようとも、あなたをそこに置かれたのは神であることを忘れてはならない。
そして、「神が光の中におられるように」あなたも「光の中を歩む」かぎり、神はその状況に対するあなたの対応を用いて、ご自身の目的を達成されるのである。
今の時代は、とかく奉仕に強調を置きやすい。
どれだけ役に立つか、ということを基準に協力を求めてくる人々には警戒しなければならない。
もしどれだけ役立つかということを判断の基準にするなら、今までイエス・キリストほど期待外れの方はいなかったことになる。
聖徒にとって北極星のような不動の指標は神ご自身であって、聖徒にどれだけの利用価値があるかではない。
大事なのは、私たちが神のために何をするかではなく、神が私たちを通して何をされるかである。
主が注目しておられるのは、その人と神との関係という、御父にとって大きな価値のあるものなのである。
イエスは、そのようにして多くの子たちを栄光に導いてくださるのである。
God Bless You!!
a:20 t:1 y:0