2022年7月1日(金)

2022年7月1日(金)


『まことに、あなたに言います。最後の一コドラントを支払うまで、そこから決して出ることはできません。』マタイの福音書5章26節


「一部が地獄となっている天国など、存在するわけがない。」ジョージ・マクドナルド

神はあなたを清い、聖なる、正しい者にしようと、固く決意された。
そのため、あなたが一瞬たりとも聖霊の吟味を免れることができないようにしておられる。
神はあなたに罪の自覚をもたらし、すぐにさばきの座に行くように促される。

しかしあなたは行かなかった。

そのため、避けられない一連の過程が動き出し、今やあなたは「牢」に閉じ込められ、最後の一コドラントを支払うまでそこから出られないでいる。

「これが愛とあわれみの神のすることか」とあなたは言う。
しかし、神の側から見れば、それは素晴らしい愛のみわざである。

神はあなたを清く、しみも汚れもない者にしてから、外へ出してくださるであろう。

しかし神は、今や明らかになった、自分の権利や正当性にこだわる性質に、あなた自身が気づくように願っておられるのだ。

「私の性質を変えてください」と、あなたが神に願うなら、ただちに、あなたを新しく造り変えるための力が働き始める。

神やいろいろな人と正しい関係を保つことが神のみこころなのだ、と気づくと、あなたが正しい道を選択できるように、神はどんな無理をしてでも助けてくださる。

「はい、主よ。
私は今夜、その手紙を書きます」、あるいは「あの人と和解します」と決断するのは今である。

このようなイエス・キリストの教えは、頭ではなく、意志や良心で受けとめるべきものである。
もしあなたが山上の説教に対して、頭で異議を唱えるなら、あなたの心にその教えが響くことはない。

「なぜ神と親密になれないのだろう」と不思議に思うなら、あなたの負債、と神がご覧になるものを返済しているかどうか、自分に問いかけてみることだ。

先延ばししてきたことをするのは今である。
心の声にはいつも義務感が伴っていることに気づいただろうか。
私たちは自分のすべきことが本当は分かっているのである。

God Bless You!!


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