2022年4月16日(土)

2022年4月16日(土)


『自分に光があるうちに、……光を信じなさい。』ヨハネの福音書12章36節


これほど気持ちが高揚したことがあっただろうか、と感じる瞬間がだれにもあるものだ。
そしてこう言うのである。
「何をやってもうまくいきそうな気がする。いつもこうであればいいのに」と。

ところが、物事はそのように運ばないようになっている。
そのような瞬間とは、たとえ気分が乗らないときでも私たちが従うべき洞察が与えられる時なのである。

たましいが高揚していないときの私たちの多くは、実社会において使いものにならない。
私たちの日常生活は、「山頂」で示された基準の高さまで引き上げられなければならないのである。

「山頂」にいたときに気づかされたことを蒸散させてはならない。
「この境地に達することができたのはなんと素晴らしいことか」と言って、ひとり悦に入ってはならない。
できればやりたくない、という以外には理由がなかったとしても、ただちに何かを実行するのだ。

祈り会の最中に、あなたがすべきことを神が示されたなら、「やってみます」と言うのではなく、やることだ。
自分の首根っこをつかみ、自分の一部となってしまった怠惰を払い落とせ。

「山頂の経験」を求めてやまない背景には、常に怠惰な気持ちがある。
その経験をするための計画を立てるのに私たちは余念がない。

しかし私たちは、たとえどんより曇った日でも、「山頂」で見たことにしたがって生きることを学ばなければならない。

一度挫折してしまったからといって屈してはならない。
もう一度やり直せ。
退路を断ち、行動をもって神の側に立て。
その決断を決して修正してはならない。

ただし、その決断は、あなたの「山頂」での経験を踏まえたものでなければならない。

God Bless You!!


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