2022年2月14日(月)

2022年2月14日(月)


『わたしが暗闇であなたがたに言うことを、明るみで言いなさい。あなたがたが耳もとで聞いたことを、屋上で言い広めなさい。』マタイの福音書10章27節


神はときとして、私たちに暗闇の中を通らせるという訓練をされることがある。
神の御声に聞き、それに従うことを教えるためである。

美しい声でさえずる鳴き鳥が、暗闇の中で歌を教えられるように、私たちが神の御声を聞くことを習得するまで、神は私たちを「御手の陰にかくまわれる」。

「わたしが暗闇であなたがたに言うことは何でも」と主は言われた。

神があなたを暗闇の中に入れられたなら、注意深くあれ。
そして暗闇にいる間は口を閉ざしていることだ。

あなたの周囲の状況、また神との生活は、今、暗闇の中だろうか。
もしそうであるなら、沈黙していることだ。
暗闇の中で口を開くと、間違った思いを持ったまま話し出すことになる。

暗闇とは、ひたすら耳を傾ける時なのだ。

それについて人々に相談してはいけない。
暗闇の原因を突きとめようと書物を読む必要もない。
ただ、耳を傾け、従うだけでよい。

人に相談すれば、神が語っておられることが聞き取れなくなる。
暗闇にいるときは、ひたすら聴くことに徹することだ。

そうすれば、光の中に戻った時、他の人に伝えるべき、きわめて貴重な使信を神から受けることであろう。

暗闇の時が過ぎ去るたびに、喜びと恥ずかしさの入り混じる経験がやって来る。
もし、喜びだけなら、神の御声を本当に聞いたのかどうか疑わしい。
神の御声をついに聞くことができたのを喜ぶのは当然としても、恥じ入る思いが大部分のはずである。

「神が語っておられることが聞こえるまでに、また、それが理解できるまでに、こんなにも長い時間がかかるとは!」と。
それにもかかわらず、神は何日も、何週間も語り続けていてくださったわけである。

しかし、今や神は、あなたにへりくだりの賜物を下さった。
それによって、神の御声がいつでも聞こえるほど心が柔らかくされたのである。

God Bless You!!


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