2022年12月15日(木)

2022年12月15日(木)


『あなたは務めにふさわしいと認められる人として、すなわち、真理のみことばをまっすぐに説き明かす、恥じることのない働き人として、自分を神に献げるように最善を尽くしなさい。』テモテへの手紙第二2章15節


聖書や信仰に関わるどんな話題であれ、自分が言いたいことが十分に伝えられなければ、それができるようになるまで格闘しなければならない。

あなたがそうしなければ、真理を知る祝福を受ける機会を一生失う人が出るかもしれない。

神に関わる真理の一つでも、自分に向かって、明快に、分かりやすく表現し直す努力を重ねることだ。
そうすれば、あなたがその真理をだれかに紹介するときに、神はその説明を用いてくださる。

しかし、そのためには、神の「搾り場」を通るという、ぶどうが潰されることにも似た経験をしなければならない。

あなたは格闘し、試行を重ね、神の真理を明快に表現するための自分なりの説明を、何度も予行演習しなければならない。
すると、その説明が、他の人を元気づけるぶどう酒となる時がやがて到来する。

けれども、あなたがそうすることを怠り、「そんなに苦労してまで、自分のことばで表現しようとは思わない。
他の人のことばを借りれば十分だ」と言うなら、その説明はあなたにとってはもちろん、他の人にとっても全く無価値である。

神の絶対的真理であるとあなたが信じていることを、自分に向かって述べてみよ。
そうすることによって、神があなたを通してほかの人にその真理を伝えてださる機会を、あなたは神に提供することになる。

今まで何の苦もなく信じてきたことをしっかり考え抜くために、自分自身の頭を使って考える習慣を身につけよ。
私たちの役割は、苦しみ、学んで自分のものにするまでは、現実のものになっていないのである。

あなたが最も多くのことを学んだ著者や説教者とは、あなたがそれまで知らなかったことを教えてくれた人というより、あなたが人知れず格闘してきた真理を見事に、また大胆に表現してくれた人であったことを忘れてはならない。

God Bless You!!


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