2022年12月12日(月)

2022年12月12日(月)


『わたしたちが一つであるように、彼らも一つになるためです。』ヨハネの福音書17章22節


真の自己とは、私たちのいのちの中にある、二つとない、無限の部分のことであり、他のすべての人々と自分をはっきり区別するものである。

それはあまりにも広大なため、把握することすらできない。
海に浮かぶ島は巨大な山の頂上かもしれない。

真の自己もその島のようなものである。
つまり、私たちの存在の深さがどれほどのものか私たちは知らないのだ。

それゆえに、私たちは自分自身を測ることができない。
測ることぐらいはできる、と考え始めて間もなく気づくのは、私たちを完全に理解しておられるのはおひとりしかいないこと、そしてそれは私たちの創造者であるということである。

真の自己とは、外なる生来の人の特徴が自我であるのと同様に、内なる霊的な人の特徴である。
私たちの主を、自我と独立心という観点から説明することはできない。
ただ、真の自己という点から説明できるだけである。

「わたしと父とは一つです」と主が言われたように、霊的人格とは他者と和合するのである。
それゆえに、あなたが真の意味であなたらしくなるのは、他の人と和合する時なのである。

愛が、または神の御霊が働くと、人は変えられる。
そうすると、もはや自我を保つことに汲々としなくなる。

私たちの主はただの一度も、人を自我のかたまり、あるいは孤立した存在としては言及しておられない。
ただ、全人格という観点から話されたのである。

「わたしちが一つであるように、彼らも一つになるためです」とあるように、ひとたび、あなたが自分に対して持っている権利を神に明け渡すなら、たちどころに、あなたの真の自己が神への応答を始める。

イエス・キリストは真の自己を解放してくださる方である。
そのために、あなたの自我も変貌しないではいない。
その変貌をもたらすのは愛、すなわちイエスに対する真心である。

愛とは、他の人と真に心が通じ合った結果、あふれ出るものだからである。

God Bless You!!


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