2022年11月24日(木)

2022年11月24日(木)


『まことに しもべたちの目が主人の手に向けられ 仕える女の目が女主人の手に向けられるように 私たちの目は 私たちの神 主に向けられています。』詩篇123篇2節


神に全面的に拠り頼むとはどういうことかをこの聖句は描いている。

しもべの目が主人に釘づけになるように、私たちの目も神に向けられていなければならない。
そうすることによって私たちは神の御顔を知ることができるのである。

霊的な力が漏れ始めるのは、私たちが神に目を向けなくなる時である。
力が衰えていく原因は、外側で起きた問題のせい、というより、私たちの考え方に問題があるためである。

私たちはこのように言い始める。
「少し背伸びをしすぎていたようだ。
普通の人のように慎ましくしていればよかったのに、いかにも堂々とふるまい、神に似た者になろうと努めていた」と。

しかし、努力する目標はどれほど高くてもよい、ということに気づかなければならない。

たとえば、あなたの人生に危機が訪れたが、あなたは神を信じる態度を明確にしたとする。
自分の行動に間違いはなかった、という御霊の証しもあった。

しかしそれから何週間が過ぎ、やがては何年間が過ぎて、あなたは次のような結論に至ろうとしている。

「結局、私がしたことは高慢の表れにすぎなかったのではないだろうか。
私は身の丈に合わないことをしていたのではないだろうか」と。

すると、「道理をわきまえた」友人たちが来て言う。

「今ごろ気づいたのか。
君は霊的に目覚めたと言っていたが、一時の気まぐれだと分かっていたよ。
そんな緊張にいつまでも耐えられるわけがないだろう、と。
とにかく、神様もそんなことは君に期待していないはずだ」と。

そしてあなたはこう答える。
「どうも高望みをしていたようだ」と。

このように言うのは謙遜に聞こえる。
しかし実際は、神に信頼する思いが消え、世俗的な意見を当てにするようになったことを意味しているのである。

神への信頼がなくなり、自分の目を神に向けようとしなければ、危険が待っている。
神があなたを急停止してくださらないかぎり、あなたは自分が敗北者の道を歩んでいたことにも気づかないことだろう。

霊的な力が衰え始めたら、対策を取るのは今をおいてほかにない。
あなたと神との間に何かが入り込もうとしていることを認め、すぐにそれを正し、取り除かなければならない。

God Bless You!!


a:11 t:1 y:0