2021年2月6日(土)
『主が私たちのために死んでくださったのは、私たちが、目を覚ましていても眠っていても、主とともに生きるようになるためです。』テサロニケ人への手紙 第一5章10節
ある私立の小学校で、理事の一人が学校を見学に来ました。
生徒の机の中が散らかっているのに気がついた理事は、校長と相談して整理整頓ができるように励ますことにしました。
「今度来て、みんなの机の中がきれいに整頓されていたら、私が素敵なプレゼントをすることにしますよ。」
「えっ、やったー。」
喜んで目を輝かせた生徒たちは口々に叫びました。
生徒の一人が手をあげて言いました。
「じゃ、先生は今度いつ来るんですか？」
「君はいい質問をするね。
もしも、今度はいついつに来ますよと言えば、その日だけきちんと整理するだけだろう。
それはよくないよね。
いつもきちんと整理整頓しておくために、今度私がいつ来るかは言わないでおくよ。
でも絶対に来るからね。
これは私とみんなとの約束だよ。」
子どもたちはプレゼントをもらいたがりました。
「ぼくは絶対もらうよ」とクラスでも一番やんちゃな生徒が言いました。
それを聞いて、その子の隣の生徒が「君の机は一番散らかっているじゃないか。
理事の先生が、来週のこの時間に来たらどうするんだい？
ひょっとしたら、明日かもしれないぞ。」と言いました。
「あっ、そうか。
先生がいつ来られてもいいように、毎日きれいにしておかなきゃならないんだね。」
思いもかけない発言に、クラスは大きな笑いに包まれました。
God Bless You!!
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