2021年12月28日(火)の手紙

2021年12月28日(火)


『イエスは言われた。「まことに、あなたがたに告げます。わたしのために、また福音のために、家、兄弟、姉妹、母、父、子、畑を捨てた者で、その百倍を受けない者はありません。」』マルコの福音書章10章29節、30節


キリストのため、福音のために生きるということは、クリスチャンにとって当然のことです。
これは、人間としても最高の生き方です。

キリストのために生きるということは、神を第一とした生活であり、福音のために生きるということは、最も幸いな奉仕のことです。

しかし、しばしば私たちは、このために大きな代価を支払わねばならないことがあります。
肉親との離別。
家、財産を捨てるという苦しみ。
また、妻や子どもたちにまで犠牲を強いることもあり得ます。

けれども、これらは捨てても惜しくないほどに大きな祝福を受け、報酬を受けるのです。

キリストは言われました。
それは「百倍を受ける」と。

ここに、私たちがキリストのため、福音のために何をなすべきかが教えられています。

第一に、キリストを信じ、福音を信じるために、犠牲を払うべきです。
私たちは異教徒の中で生活し、不信仰な人々、キリスト教に無理解な人々の中に生きています。

ですから、キリストを信じるとき、思わぬ反対や迫害を受け、また家族や親戚より追放されることもあるでしょう。
しかし、その中にあっても、大胆にキリストに従い、福音の光に従うべきなのです。

第二に、キリストに仕え、福音に奉仕するために、犠牲を払うべきです。
キリストは私たちのために、いのちを捨て、すべてを捨ててくださいました。

私たちがキリストに仕え、福音に奉仕するためには、私たちのすべてを捨てる覚悟が必要なのです。
そのために、自分自身はもちろん、時間や財も神にささげるということも当然起きてきます。

これらをささげねばならないとき、私たちは惜しむことなく、キリストのため、福音のためにささげるべきです。

第三に、キリストを伝え、福音を伝えるために、犠牲を払うべきです。
神を知らない隣人、同国人、また海を隔てた異国の地の人々にも、この救い主キリストを伝え、いのちの福音を伝えねばなりません。

福音の宣教はクリスチャンへの主イエス・キリストの至上命令です。
私たちは、このためにもすべてを惜しむことなくささげねばなりません。
また犠牲も払わねばなりません。

これは光栄ある務めです。

私たちがキリストのため、福音のために払った犠牲は、やがて栄光の朝、大きな大きな祝福となって現れてくるでしょう。

福音のために生きる

主を愛し、主に仕える道は福音の道です。
滅びにいたる人々のために、私たちも身も心もささげて従いましょう。
私たちの時間を、また与えられている財を、そして生涯を主のためにささげましょう。

信徒として生きても、伝道者、教職として生きても、共に主に仕える道にかわりはありません。
要はどれだけ犠牲を払っているかでしょう。

「主のため、福音のために」

God Bless You!!


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