2021年1月27日(水)の手紙

2021年1月27日(水)


『自分の十字架を負ってわたしについて来ない者は、わたしの弟子になることはできません。』ルカの福音書14章27節


王 明道牧師(1900〜1991)は、中国の共産主義政権のもとで、イエス・キリストを宣べ伝えたため、23年間も強制収容所に入れられていました。
釈放された後も、迫害下にある「家の教会」の牧師として、天に召されるまでみことばを語り続けました。

彼はこの強制収容所生活にどのようにして耐えたのでしょうか。
どのようにして信仰を守り通して主の忠実なしもべとなったのでしょうか。

それは、聖書のみことばでした。

そのときに支えられたのが次のみことばです。
「私たちは、この宝を、土の器の中に入れているのです。
それは、この測り知れない力が神のものであって、私たちから出たものでないことが明らかにされるためです。
私たちは、四方八方から苦しめられますが、窮することはありません。
途方にくれていますが、行きづまることはありません。
迫害されていますが、見捨てられることはありません。倒されますが、滅びません。」
コリント人への手紙第二4章7節〜9節

彼はこのみことばを初めとして、多くの聖句を暗記していたので、いつもみことばを口ずさみ、みことばで賛美しました。
このようにして困難な中にあっても、励まされて力が与えられたのです。

ワン牧師の愛唱歌は聖歌581番「慕いまつる主の」で、この歌のとおり十字架を背負って厳しい伝道者生涯を歩みました。

慕いまつる主の みまねきあるいま 十字架にないゆかん 愛する主のあとを
いずくまでもゆかん いずくまでもゆかん いずくまでもゆかん 愛する主のあとを

God Bless You!!


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