2020年7月28日(火)の手紙

2020年7月28日(火)


『きよい心と健全な良心と偽りのない信仰……。』テモテへの第一の手紙1章5節


私たちの誰にとっても、完全に健全な良心をもつことは、十分に可能である。
それはなんと幸せな状態であることか!

あなたは健全な良心をもっているだろうか。
非難や糾弾を受けているだろうか。
自分の悪い心のことで悩んだり心配したりしているだろうか。

それはつまり、あなたには神に対する健全な良心という答えがないということなのだ。

いったい、どうしたのか。
あなたはいまだに生まれつきの状態の中に、古い人の中に何かを探し求めている。
それをあきらめるべきなのだ。
それを否認することが、唯一の出口なのだから。

あなた自身と、あなたを訴える者とにきっぱりこう告げよう。
あなたの内、すなわち、あなたの「肉のうちに善が住んでいない」、何かを見つけることは決して期待できないと。

敵はそのことを知っていながら、あなたには決して見つからないと敵にはわかっているものを探させるという不可能な探求を、あなたにさせようとする。
そうやってあなたを悩ませているのだ。

何年間も!

ではなぜ、主の陣地に来て、敵の裏をかこうとしないのか。
自分の古い性質には何一つよいものを見つけることは期待できないと納得しよう。

私たちのよいものはすべてほかに、私たちの主イエスの内にこそある。
それは「キリスト・イエスにあるいのちの御霊の律法」なのである。

T・オースティン=スパークス


私たちの、神とのつながりは何か。
それは、私たちのための神とサタンに対する答えとしての主イエス・キリストである。

私たち自身がどのようなものであるかにはまったく関係ない。
もしもあなた自身がどのようなものであるかによって神を満足させることができる日が来ることを期待しているなら、ひどい幻滅を味わうことになる。

多少なりとも私たち自身の力によって神を満足させることのできる日は、決して来ないのだから。

F・W・グラント


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