2020年6月18日(木)の手紙

2020年6月18日(木)


『それゆえ、彼らの中から出て行き、彼らから離れよ。…主は言われる… 汚れたものに触れてはならない。そうすればわたしは、あなたがたを受け入れ、わたしはあなたがたの父となり、あなたがたはわたしの息子、娘となる。…全能の主は言われる。』コリント人への手紙第二6章17節~18節


今日、アメリカのキリスト教会において、分離の教義ほど必要とされている教えはない、と私は思う。

私たちが力を失ってきたのは、教会とこの世との境界線がほとんどなくなってしまったからだ。
クリスチャンであることを公言する人はかなりの数いるが、彼らの告白はあまり意味をもたない。
その結果、この世はクリスチャンが何を本当に信じているかを知らないことになる。

聖書を読んでいる未信者が一人いるとしたら、その百倍の数にのぼる人々が、あなたや私から神を読み取ろうとしている。
もしもその人々が、私たちが神をも畏れぬ邪悪なものと親密にしているのを目にしたら、彼らは私たちの信仰告白になんの信頼も置くことはないだろう。

あなたの人生についてはどうだろう。
この世と懇意にしているだろうか。
もしそうだとしたら、神があなたを聖霊で満たしてくださると、どうして期待できるだろう

私はキリストの大義が、このたった一つのことのせいで、ほかのものを十集めたものよりも悪影響を受けていると思っている。
神は、私たちが邪悪なものと結びついているから、私たちに力を与えることができないのだ。

この世を満足させる享楽は、真の神の子どもを満足させることはない。
それなのに、私たちの中のどれほど多くの者が、この世に楽しみを求めていることだろうか。

ドワイト・L・ムーディー


この世的なものは、それがどんな形のものであれ、神の子どもたちの中にやすやすと入りこんでしまう。
だから私たちは、常に注意を払っている必要がある。

この世を愛することはすなわち、父なる神の愛を自分の心から完全に締め出してしまう、ということを忘れてはならない。

エドワード・デネット


この世界は私たちのたましいにとっては、霊のおられる内廷に対する外廷ほどの価値しかない。

サミュエル・ラザフォード


「世の友となりたいと思う者はだれでも、自分を神の敵としているのです。」

ヤコブの手紙4章4節


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