2020年5月17日(日)
『あなたがたが召された、その召しの望みが一つであったのと同じように、からだは一つ、御霊は一つです。主はひとり、信仰は一つ、バプテスマは一つです。すべてのものの上にあり、すべてのものを貫き、すべてのもののうちにおられる、すべてのものの父である神はただひとりです。』エペソ人への手紙4章4節～6節
主以外からいかなる恵みも期待するな。
だが、主ご自身の内に、主によって、主を通して、すべての恵みを求めよ。
主をあなたの人生とし、主によっていのちを与えられないかぎりは一瞬たりとも長く生きようと願うな。
主を、あなたの知恵と義、聖化と贖い、あなたの富と力と栄光と見なせ。
あなた自身に、あなたの主がどういうお方であるか、また何をなしてくださったかをすべて適用せよ。
あなたは神の御霊の恵みのすべてを望んでいるのか。
主の油注ぎのうちにそれを見出すだろう。
あなたは霊的な敵に立ち向かう力を欲しているのか。
それは主の主権であることを見出すだろう。
あなたが求めているのは贖いなのか。
主の受難の中にそれを見出すだろう。
あなたが必要としているのは罪の赦しなのか。
それは主の完全なる罪の無さであることを見出すだろう。
呪いからの解放か。
それは主の土字架によるものであることを見出すだろう。
代償か。
主の犠牲の内にそれを見出すだろう。
罪からの洗い清めか。
主の血によってそれを見出すだろう。
苦行か。
それは主の死によってあなたのものとなる。
いのちの一新か。
主の復活の内にそれを見出すだろう。
天の国に入る権利か。
それは主のとりなしによってあなたに保証されている。
あなたは救いを求めているのか。
それはあなたのものだ。
主は「天におられる大いなる方の御座の右に座した」方だからである。
あなたはすべてを欲しているだろうか。
それなら「主はひとり。……すべてのものの上にあり、すべてのものを貫き、すべてのもののうちにおられる、すべてのものの父である神はただひとり」であるお方の内に、それを見出すだろう。
あなたの信仰の現れとして、このことがあなたのかしらであるキリストへの関心を与えてくれる。
だから愛があなたを、キリストのからだである天と地の両方の教会と一つに結び合わせてくれるようにしよう。
あなたの兄弟姉妹たちとゆるぎない親交を保つことだ。
批判からであろうと好意からであろうと、仲間割れはするな。
地における神の信徒の中には、あなたに要求しない者は一人もいないことを覚えていよう。
だから教会のために、あなたのすべての恵みと有用な賜物、たとえば、勧告や励まし、慰めや祈り、慈善心などを進んで分かち合おう。
あなたが天を見上げるとき、すでにそこにいて、驚くべき永遠の栄光の内に勝利し君臨している聖徒たちの幸いな集まりに思いを馳せよ。
彼らのゆえに主をほめたたえよ。
彼らの足跡をたどり、すでに彼らの頭上に輝いている栄光と不滅の冠に、あなたの大志を定めるのだ。
あなたは彼らとともに「キリスト・イエスにあって一つだから」である。
ジョセフ・ホール主教
主イエスを通してすべての真の信徒は、いのちの絆によって天におられる神と一つに結びつけられている。
私たちがこの地上で祈っているのは、天にいて私たちから遠く離れておられるお方に対してではない。
私たちは天におられる主と一つであり、主はこの地上の私たちと一つなのだ！
悪魔は絶えず、私たちと主の間に距離感を作り出そうとしている。
だが私たちがキリストの内に住んでいるなら、主との間に距離はまったくない。
なぜなら、神の御子ほど父なる神の近くにおられる者はいないし、私たちは御子によって父なる神の近くにいることができるからだ！
T・L・M
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