2020年4月25日(土)の手紙

2020年4月25日(土)


『イスラエルの神、救い主よ。まことに、あなたはご自分を隠す神。』イザヤ書45章15節


紳士淑女の皆さん!
あなた方は何のために生きているのか。
あなたの人生はあなたに何をもたらしているのか。

もしもあなたの人生のすべての部分で神を見出していないとしたら、あなたはなんと致命的な間違いを犯していることだろう!
そしてなんと大きな報酬を長らく失いつづけていることだろう!

だが結局のところ、私たちの中でごく少数の者しか神を探さない。
探し出さないことは驚くことではない。
なぜなら神の偉大さは、人間と御使いたちのすべての理解と想像、探求を超えているからだ。

同様にご自分の聖さによって、神は私たちのような罪人に対する「焼き尽くす火」となる。
そして、神には恐るべき霊性と遍在と精神とがある。

もしも私たちが一度でもありのままの神を見て、そして同時にありのままの自分を見ることがあったら、きっと気が変になってしまうだろう。
私たちが神を見ると同時に生きられるようになるためには、神のように成長しなければならない。

かくして神に選ばれた人々や主要な聖徒たちだけが、神の御子やみことば、彼ら自身の心、あるいは摂理や絶え間ない祈りの中で、最後まで神を探し求めるのである。

ヨブの叫び「ああ、できるなら、どこで神に会えるかを知り……たい」や、イザヤの言葉「まことに、あなたはご自分を隠す神」や、パウロの言葉「近づくこともできない光の中に住まわれ、人間がだれ一人見たことがなく、見ることもできない方」に共感する者は、そこここに一人、二人ほどしかいない。

しかし、彼らの叫びが深く崇敬に満ちていたように、また彼らが見て感じたのが神の偉大さと栄光とであったように、彼らの受ける報酬もまた、そうした種類のそうした程度のものとなるであろう。
それは、神が彼らへの報酬として、ついにご自身を現されるときに起こることである。

アレクサンダー・ホワイト


キリストに届いていないクリスチャンは大勢いる。
そこにあるのは弱さだ。

だが赦しよりもさらに大きな恵みがある。
それは主ご自身だ。

キリストはみこころをあなたに明らかにしなければ決して満足なさらないし、あなたは主を知るまでは決して成長することはない。
あなたが主の愛の力のもとにいなければ、成長することは不可能なのだ。

エドワード・デネット


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