2020年2月5日(水)の手紙

2020年2月5日(水)


『……いつも主のわざに励みなきい。』コリント人への手紙第一 15章58節


荒れた生活は、罪から解放されていない時間を過ごした結果である。

普段から締まりのない仕事ぶりで、衝動的に与え、気まぐれに計画し、思いついたときに聖書を読み、時間を管理して使わず、仕事をするにもおざなりで時間を守らず、せかせかして慌てふためき、かと思うとぐずぐずして、てきばきと対応できない。

こうしたことは、人生からすべての活力や勢いを奪い、聖さを妨げ、潰瘍のように私たちの道義的な部分を侵食し、世俗的なこと、信仰的なことを間わず、成功や進歩を不可能にする。

決まりきった仕事にする必要はないが、規則正しくあらねばならない。
機械的な堅苦しさはあってはならないが、秩序はなくてはならない。
焦らなくてもいいが、自分や他人の時間は決して無駄にしてはならない。

いやしくも行うに値することならば、りっぱにやりとげるだけの価値があるというものだ。
小さなことも重大なことと同じように、真剣に取り組んでいることを示さなければならない。

怠けてはならないが、「腰に帯を締めて」、「忍耐をもって走り続け」、「立派に戦い抜き」、「忍耐し、寛容で」、「いつも主のわざに励」むことである。

花々は常に変わらず生長し、星々は常に変わらず夜空を巡り、河川は常に変わらず大地を流れて、一刻も時を無駄にしない。

だから私たちの生活も、一時的な興奮や熱情、行き当たりばったりの衝動や移り気、むら気、気まぐれ、ずるさによるのではなく、堅実で確固たるものとなるべきだ。
自分たちの地上における使命を知り、天上のゴールに目を向ける人の生活となるべきなのである。

ホレイシャス・ボナー


どうか私を日々導くときに、仕事は勤勉に、心は熱く燃えて、主に仕えられるようにしてください。

ああ、主よ、自分の仕事を、給料を得るためではなく、出世を確実にするためでもなく、あなたに喜んでいただくために行うことができますように。
私の日々の精進のただ一つの目的が、神の栄光のためにすべてを行うことでありますように。

上司の前だけ張り切るといった、「人を喜ばせるのではなく」、ただ一心に、主をおそれ、神のみこころが私の人生の状況において示されるとおりにそれを行い、あなたの御手からいただく報いを待ち望む者としてください。

ああ、主なる神よ!

F・B・マイアー


私たちが目にすることのない後世のために、築いていこうではないか。

ヘンリー・ジョンニューボルト卿


a:97 t:1 y:0