2020年11月28日(土)
『しかし、あなたがたのうちには、御子から受けた注ぎの油がとどまっているので、だれかに教えてもらう必要はありません。その注ぎの油が、すべてについてあなたがたに教えてくれます。それは真理であって偽りではありませんから、あなたがたは教えられたとおり、御子のうちにとどまりなさい。』ヨハネの手紙第一2章27節
私たちの務めを教えてくださることができるのは、ただ神お一人である。
人間の教えは、どんなに懸命にうまく定めたものであっても、真理に対して心を開かせる光を神がそのたましいに注がれないかぎりは、何の効果もないままだ。
私たちの同胞の不完全さは、彼らから学ぶ真理に影を落とす。
自分と同じように不完全な者たちの教えをしごく従順に受け入れないのは、私たちの欠点である。
おびただしい疑いや嫉妬、恐れ、偏見のせいで、他人から聞くことで得られたかもしれないことを逃してしまう。
そして彼らがどれほど真剣に真理を告げても、自分たちの行いによってその効果は弱められてしまうのだ。
つまり、私たちを完全に教えることができるのは、ただ神お一人なのである。
フランソワ・フェヌロン
しばしば、主への奉仕自体が、我々のたましいそのもののために欠くことのできない主との親交から我々を遠ざける誘惑になりかねない。
公けの場で祈ることが、私的なデボーションの埋め合わせになるとは決して考えてはならない。
ジョージ・ミュラー
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