2020年1月29日(水)
『愛する者たち、私は勧めます。あなたがたは旅人、寄留者なのですから、たましいに戦いを挑む肉の欲を避けなきい。』ペテロの手紙第一2章11節
なぜ、あなたは「旅人」なのか。
故郷から離れているからだ。
なぜ、あなたは「寄留者」なのか。
あなたが到達したいと望むところに、旅をしている途中だからだ。
あなたが旅人であるのは、あなたの希望、喜び、そしてあなたがもっとも愛するお方のすべてが天
の国にあるから、それで天国があなたの心の故郷になっているからだ。
天国から生まれたあなたは、天国に属する。
あなたの父なる神は天国におられ、あなたの救い主も天国におられ、あなたに供給されるものの源泉は天国にある。
あなたの希望、あなたの喜びはすべて天国にある。
つまり、あなたは地にある異種の植物、この風土には不慣れなものなのだ。
そしてあなたは寄留者でもある。
寄留者は自分が向かって歩んでいる場所にたどり着くまでは、自分の旅が終わったと決して考えることはない。
W・T・P・ウォルストン
私たちはまったく別の世界に属している。
私たちは「すでに死んでいて」、その「いのちは、キリストとともに神のうちに隠されている」。
私たちは、天に根があり、この地上に枝のある木のようなものだ。
この環境で私たちの枝は、風にあおられ、引き裂かれることは間違いないが、天にある根にはいかなるものも決して触れることはできない。
内に植えつけられているから、外に生い茂るのだ。
J・B・ストーニー
私の真の場所は天の国にあり、主イエスによって霊的に住んでいる。
私の信仰はこの地上で実践され、地上の苦しみは長引いて続くかもしれないが、私は『あの場所』に住んでいるのだ。
そこに住みながら、父なる神と関係があるすべてのことに従事し、神が私を置いておられる場所に関わっているのである。
神が私を置かれ、神おひとりだけが私を守ることができ、私がただ神のみに頼っているあの聖なる場所において、私が関心があるのはただ神の利益だけだ。
こうして私はクリスチャンの兄弟姉妹に仕えているのである。
ジョン・ダービー
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