2020年1月21日(木)の手紙

2021年1月21日(木)


『人々が東からも西からも、また南からも北からも来て、神の国で食卓に着きます。』ルカの福音書13章29節


アメリカのある伝道者は、救いを次のようなわかりやすいたとえを用いて話しました。

泥水をバケツの中に入れておくとやがて澄んできて、下に沈殿物がたまるようになります。
これが人の心の状態です。

どんなに澄んでいるように見えても、バケツを動かすと、泥が上に上がってきて濁ってしまいます。
普段は教養のある紳士のように見えても、また上品で美しい人のように見えても、ひとたびその人の上に波風が立てば、そこに醜いほんとうの人間性が現われてくるのです。

救いは外見の変化でなく、心が変化したものだと言うことができます。
環境というバケツを変えるのではなく、汚れの原因である沈殿物を取り除き、どんなに動かされても、いつもきれいに澄んでいるようになるのが救いなのです。

人間の心を変え、人を新しく造り変えることが救いです。
これは、人間の努力によってもたらされるのではなく、キリストを信じる信仰によって可能となるのです。

God Bless You!!


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