2020年1月2日(木)の手紙

2020年1月2日(木)


『夜は深まり、昼は近づいて来ました。ですから私たちは、闇のわざを脱ぎ捨て、光の武具を身に着けようではありませんか。遊興や泥酔、淫乱や好色、争いやねたみの生活ではなく、昼らしい、品位のある生き方をしようではありませんか。主イエス・キリストを着なさい。欲望を満たそうと、肉に心を用いてはいけません。』ローマ人への手紙13章12節~14節


朝、目覚めたらすぐに、自分が神の御前にいることを思い起こそう。
神は、長く暗い時間をずっとあなたのそばで見守っていてくださったのだ。
御顔を仰いで感謝をささげよう。

寝床を離れる前の数分間、神に想いを集中しよう。
「主の臨在の御使い」から流れ出る金色の光の霞を通して、今日の来るべき日に目を向けるのだ。

あなたはどんな困難が待ち受けているか、十分には予測することはできない。
どの方角から攻撃を受けるか、どんな重荷を背負わねばならないか、予測はできない。

これらのものを神から離れて見ることのないように気をつけよう。
神がそれらのものとあなたとの間におられることを、確信しなさい。
あたかも、晴天であろうと嵐であろうと、船が旅人と大海原の間にあるように。

その日のための着替えをするとき、神があなたに衣服を与えてくださることを思い起こそう。

「キリストの柔和さと優しさ」、「救いの衣……正義の外套」、クリスチャンの徳の宝石とともに、「雪のように白」
い「衣」を用意してくださっていることを。

これらのものを、神と切り離して見てはいけない。
あなたを着飾らせる神のご性質の属性であり、恵みであることを心に留めよう。

そして何よりも「光の武具を身に着けよう」。
神は光であられることを思い起こしつつ。

あなたは、人となられた神である「キリストを着て」自分の部屋を出て、神の麗しいご性質をまとう者として、今日の戦いの闘技場へと降りていく。
着替えをするあいだ、こうやって神に想いを集中することで、崇敬と感謝、とりなしの行為をおのれのたましいに準備させることができる。

それは神の宮の薫り高い香のようにたちのぼって、神へと届くだろう。

F・B・マイアー


あらゆる恵みの中で最高のもの、そしてあらゆる特権の中でもっとも気高いもの…。
それはまさに、クリスチャンであることだ。

サミュエル・テーラー・コールリッジ


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