2019年9月14日(土)の手紙

2019年9月14日(土)


『私たちは心強いのですが、むしろ肉体を離れて、主のみもとに住むほうがよいと思っています。』コリント人への手紙第二5章8節


「号令と御使いのかしらの声と神のラッパの響きともに、主ご自身が天から下って来られます」。

主が天から降りて来られることがないかぎり、私たちの死ぬときが日々近づきつつあるのです。
しかし、私たちには「たとえ 死の陰の谷を歩むとしても 私はわざわいを恐れません。
あなたが ともにおられますから。
あなたのむちとあなたの杖 それが私の慰めです」と慰めと励ましの御言葉が与えられています。

神の民にとって死は実に甘美な内容をもっています。
なぜならそのとき、主イエスが最も身近にいてくださることになるからです。
死を通して私たちは死を逃れることができるようになります。

死ぬことが死ではありません。
主イエスが、主の聖徒たちに会うとき、鉄の門は開かれ、信徒たちはこの地上においてほんの一瞬目を閉じ、そして、栄光の中で目を開くのです。

愛する者よ、あなたは死を恐れるべきではありません。
主キリストは、病のベッドの上でも、あるいは墓に葬られるときでさえもともにおられます。
そして、死を迎えようとする多くの者にとって死は大いなる喜びの時となるのです。

キリスト者の医師に見守られつつ、死を迎えようとしていた信徒が静かに何かをささやいていました。
医師は、亡くなろうとしていた人の口元に耳を寄せたとき、何度も次の聖書の御言葉を聞いたのです。

「私たちは心強いのですが、むしろ肉体を離れて、主のみもとに住むほうがよいと思っています」と。

心と体が消えようとしていたとき、死を迎えようとしていたその人は、神こそが人の命とすべての力の源であることを心から信じていたのです。

「私たちは心強いのですが、むしろ肉体を離れて、主のみもとに住むほうがよいと思っています」。
私たちもそのように告日しましょう。

死は私の魂をこの土の住まいから引き離します。
しかし、どんなに希望のない道を歩むことがあっても、私はあなたの愛によってその傍らで守られるのです。

God Bless You!!


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