2019年8月8日(木)の手紙

2019年8月8日(木)


『わたしは良い牧者です。わたしはわたしのものを知っており、わたしのものは、わたしを知っています。』ヨハネの福音書10章14節


ヨブ記に、「だちょうは翼を誇らしげに羽ばたかせるが、 その羽はこうのとりの羽毛のようだろうか。
だちょうは卵を地面に置き去りにし、これを砂の上で温まるに任せ、自分の足がそれをつぶすかもしれないことを忘れている。
野の獣が踏みつけるかもしいことも」と言われています。

しかし、神が私たちを置き去りにすることは決してありません。
神は常に私たちを見守っておられます。
慎重な配慮と、休むことのない摂理の業をもって常に私たちを導いておられるのです。

ですから、私たちは神をほめたたえなければなりません。

ある人は、神は宇宙を時計のように造ったと言います。
ねじを巻き、枕の下に置き、その後眠りについたと言うのです。

しかし、これは真理ではありません。
神の指は世界という機械の一つ一つの部品の上に今もしっかりと置かれています。
神の力は宇宙の法則の中にある力と同じものです。
それはもし神が力強く働くことがなければ、何の効果もなくなる法則なのです。

アダムの子よ、あなたは荒々しい風によって揺りかごの中で揺らされているのではなく、神の愛の手によって優しく揺らされています。

しかし、苦悩の娘よ、あなたがたは冷酷な法則の犠牲になって、病の床に縛りつけられることはありません。
神ご自身が優しい、思いやりのある手を用いて、病のときにはあなたに心地よいベッドを用意してくださいます。

神は日々のパンを用意してくださり、着るものをも与えてくださいます。
肺を満たすための空気と、鼓動を打つ心臓のために血液を送ってくださいます。
私たちを生かし続けてくださるのです。

もし神の力がなくなれば、あなたがたは一瞬のうちに息を引き取ってしまいます。

主は「わたしは良い牧者です。わたしはわたしのものを知っており」と言われます。
あなたがたは神の手の中にいる羊です。
途絶えることのない供給、絶えざる保護、賢明かつ思慮分別のある統治、砂漠からヨルダンの向こう側の牧草地に至るまでの王としての支配力、狼を追い払う力、荒野で牧草地を見いだす巧みさ、すべては神が私たちの羊飼いであるという事実から生じているのです。

神をほめたたえなさい!
あなたを生かし、満ちあふれる恵みの貯蔵庫を用いてあなたを養い続けておられる神をたたえなさい。

神に仕えなさい。
心を尽くし、精神を尽くし、思いを尽くし、そして力を尽くして主なる神に仕えなさい。
「知れ。主こそ神。主が私たちを造られた。私たちは主のもの 主の民 その牧場の羊」と言われているからです。

God Bless You!!


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