2019年7月30日(火)の手紙

2019年7月30日(火)


『小さな群れよ、恐れることはありません。あなたがたの父は喜んであなたがたに御国を与えてくださるのです。』ルカの福音書12章32節


すべては運次第だと思いますか。
神にとって想定外の出来事などあるのでしょうか。

友よ、それはあり得ないことです。
神にとって何事も偶然はありません。
力強い摂理の御者は、すべての馬の手綱を一手に集め、間違いのない知恵に基づいてそれらをさばいているのです。

神の予知と予定が、小さな塵の動きから、炎を出して空を横切る光り輝く彗星に至るまで、すべてに影響を及ぼしています。
神の許しなしに何事も起こることはありません。
神の力なしには何事も起こらないのです。

「見よ。炭火を吹きおこし武器を作り出す職人を創造したのは、わたしである。
それを壊す破壊者を創造したのもわたしである」と言われているように、主によって力が与えられなければ、どんなに凶暴な人であってもその指一本さえも動かすことはできません。

災害に関しても、主はそこにも確かに存在しておられるのです。
「神は山々を移されるが、山々は気づかない。神は怒って、それらをくつがえされる」。
このように、父なる神はすべてのものを動かしておられます!

なぜあなたがた神の子たちは恐れをもたなければならないのですか。
恐ろしい出来事であろうとなかろうと、何事も神の国を震わすことなどできないのです。陰府の力もそれに対抗することはできません。

私たちの大切な財宝はそのようなところに蓄えられています。
もしそこが安全であれば、すべては安全です。
私たちにとって最高の、そして最も重要な財宝が損害を受けることなどあり得ないのです。

何らかの理由で、私たちの命が失われることがあるかもしれないと仮定してみます。
しかし、起こり得る最悪のことが、起こり得る最も良いことに変わるのではないかと私には感じられ、思わず口もとがほころびます。

たとえ今、私たちが地上の命を終えなければならないとしても、その後は永遠に主とともにいることになるのです。
起こり得る最悪のことが、生じ得る最善のものになるとすれば、恐れる必要などあるでしょうか。

これが、私たちが恐れる必要のない根拠であり、理由なのです。
もしあなたが主にある信徒であるなら、そして、神があなたの逃れ場であるなら、恐れなければならない必然的な理由など何もありません。

God Bless You!!


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