2019年6月8日(土)の手紙

2019年6月8日(土)


『野の木は実を実らせ、地は産物を生じ、彼らは心安らかに自分たちの土地にいるようになる。わたしが彼らのくびきの横木を砕き、彼らを奴隷にした者たちの手から救い出すとき、彼らは、わたしが主であることを知る。』エゼキエル書34章27節


自分が元気で幸せなときには、隣の席に座っている人の重荷など目に入りません。

ここに、倒産寸前の状態に陥っている一人の商人がいるとします。
彼はこの問題に対して、どう対処してよいのか全くわからなくなっています。
しかし、その晩「私はすぐに主の家に行き、この出来事を通して主が私に何を語ろうとしているのか聞いてみることにしよう」と決心しました。

主は時に、途方に暮れている信徒たちに対して、明るい希望を与えてくださいます。
主はこのような主のしもべたちを通して、私たちにもメッセージを送っておられるのです。

同じような状況の中にいる一人の主婦がいます。
一人の子どもが病に伏せっており、もう一人は病気に罹っています。
その夫は妻の心を悲しませるような生き方をしています。
家庭の状態は最悪です。
しかし、彼女はそのような状況の中で主の前にひざまずいたとき、主から豊かな慰めのことばを与えられたのです。

だれであれ、私たちはたびたび試練に遭います。
これは生きているかぎり避けることのできないことです。
もし彼らが仕事、健康に関して、また家庭内において苦しんでいることが耳に入れば、私たちは慰めのことばを語りかけることができるかもしれません。

しかし、事情がわからないために、彼らはキリスト者の仲間からの慰めを受けることができないまま取り残されてしまいます。

あなたがたキリスト者はだれであれ、それぞれが自分自身のために、また隣人のために重いくびきの横木を背負わなければなりません。

しかし、いずれ主はあなたがたのくびきの横木を思いがけない方法で打ち砕いてくださいます。
そして、あなたがたを解放してくださいます。
そのとき、その方こそ主であることを知るのです。

試練こそ大いなる祝福の源であると、私は証言することができます。
私が苦難を経験することがなかったとすれば、多くのことを学ぶことはなかったでしょう。

異常な困難を経験し、自分の進むべき道がわからなくなったとき、主が現れてくださいました。
そして、私を束縛していたくびきの横木を打ち砕いてくださいました。

その方こそ、主なる神であることがわかったのです。
こうして私は賛美を歌いつつ主の驚くべき恵みをほめたたえ、主の救いの恵みを感謝し、喜ぶことができたのです。

God Bless You!!


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