2019年5月6日(月)の手紙

2019年5月6日(月)


『あの方は私を酒宴の席に伴ってくださいました。私の上に翻る、あの方の旗じるしは愛でした。』雅歌2章4節


主なる神を心から信頼して祈るとき、あなたがささげる祈りは祝福されたものとなります。
ですから、願い事をかなえてもらうための秘訣は、相手を心から信頼することです。
そうすれば、あなたの願い事が拒否されることはないと感じるはずです。

たとえば、自分の部下とともに王の宮廷に入り、王座の足もとに信頼の念をもってうやうやしくひざまずき、願い事を提出します。
そのような謙遜な態度を示すことによって、王は自らその嘆願書に、王の印鑑であり、好意のしるしとしての検印を押してくれることでしょう。

これが迷い、悩んでいるときに平安を取り戻すことのできる最も良い方法です。
この方法に従えば、主イエスがあなたを病の床に追い込むことがあっても、耐えることは容易になります。
これが神に対して取るべき態度です。
この方法に倣ってください。

実際のところ、神を信頼することがなければどんな聖なる働きも継続することは不可能です。
会社を経営しているあなた、家族とともにいるあなた、店を経営しているあなた、農業に携わっているあなた、企業に出仕しているあなた、どんなことであれ神に信頼することがなければ人生の実りは少ないのです。

もしあなたが自分の日々の心配事、日常のトラブル、家族の病、個人的な弱さ、そして受けた損害や試練を主イエスのもとに携えて行くことができれば、あなたの人生は安らかになり、幸いなものとなるでしょう。

もし私たちの心が神の愛に温かく包まれていれば、たとえ炉の中の石炭が真っ赤に燃え、身の危険を感じるときであっても、その心は王の晩餐会のために設けられた酒宴の席に招かれているときのように落ち着いた、誇らしくも安らかな状態になれるのです。

聖徒のみなさん、このことをさらに懸命に求めてください。
私たちは自分を大事にすることに忙しく、預金口座を豊かにし、確かなものにしようと望みます。
足が弱くなれば走りたいと切望し、ただ一つ残された結末が失敗に終わるのではないかと不安に思い、自分の力だけで立とうとしきりに願います。

このような願望を捨てなさい。
これが私たちの弱点なのです。

母の腕の中で無心に横たわっている赤子のようになりなさい。
私たちの力は自分自身の中にあるのではなく、支えてくださる愛に富んだ神の中にあることをわきまえてください。

God Bless You!!


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