2019年5月4日(土)の手紙

2019年5月4日(土)


『事の終わりは、その始まりにまさり、忍耐は、うぬぼれにまさる。』伝道者の書7章8節


世の人は、現在のために生きています。
しかし、キリスト者は将来のために生きるのです。

あなたは十字架を背負わなければなりません。
そうでなければあなたはしぼむことのない冠を受けることはできません。

あなたは泥の中を歩まなければなりません。
そうしないと、純金の敷かれた道を歩むことができません。

キリスト者のみなさん、元気を出してください。
「事の終わりは、その始まりにまさり」。
この真理によって勇気をいただきましょう。

思わず手で払いのけたくなるような、地を這う薄気味悪い虫が目に入りませんか。
これが事の始まりです。

しかし、太陽の陽の中で遊び回っている美しい羽を持った昆虫や、花弁に群がり蜜を吸っている昆虫を見てください。
彼らは幸福であり、命に満ちています。
これが彼らの終わり、到達点です。
そして、私たちの到達点でもあるのです。

この虫、毛虫、蛆が実はあなたであり、私なのです。
死を迎えるまで、あなたはこの状態に満足しなければなりません。

死後どうなるのかについてはだれもわかりません。
わかっているのは、「愛する者たち、私たちは今すでに神の子どもです。
やがてどのようになるのか、まだ明らかにされていません。
しかし、私たちは、キリストが現れたときに、キリストに似た者になることは知っています。
キリストをありのままに見るからです」ということです。

宝石細工人の車に積まれているダイヤモンドの原石を見てください。
この後、この原石は慎重に何度も何度も削り取られ、しかも、時に十分価値があると思われる部分までもが削り取られます。
あなたはそれが何を意味しているかわかりますか。
ダイヤモンドのまばゆい輝きは、巧みに削り取られた部分から見事に輝き始めます。

キリスト者のみなさん、あなたをそのようなダイヤモンドと比べてみてください。
あなたは神の宝石の一つです。
今は神によって余分な部分が削り取られている時なのです。
あなたは忍耐しなければなりません。

ですから、勇気を出しなさい。

「その結果、怠け者とならずに、信仰と忍耐によって約束のものを受け継ぐ人たちに倣う者となることです」。
また「わたしが事を行う日に、わたしの宝となる」ためなのです。
そのことを信じて歩んでください。

God Bless You!!


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