2019年5月26日(日)の手紙

2019年5月26日(日)


『あなたの子たちはみな、主によって教えられ、あなたの子たちには豊かな平安がある。』イザヤ書54章13節


神の子はすべて、神によって用意された学校に通う学生であり、生徒です。
その学びの内容は実践的であり、そこで私たちは特に神への従順を学びます。

主は優しくこのことを教えてくださいました。
主イエス・キリストは、常に父に喜ばれることだけを実行されました。

今は、私たちは教育と訓練を受けなければならない時です。
そして、私たちは最も高度で、しかも従順という最高の内容の授業を受けるのです。

この従順という姿勢を取ることによって、私たちは主に近づくことができるようになります。
私たちは主キリストのところに行き、そして、主キリストとともにこの学校に通います。

このように、主が私たちのあわれみ深い大祭司となってくださることこそ、主が持っておられる重要な資格の一つであることに気づかされます。

水泳が水の中でしか学べないように、従順は神の意志を実行し、苦しみ悩むことによってしか学ぶことはできません。
また、この従順は経験の学校というところでなければ、たとえ大学に通ったとしても身につけることはできません。
日頃の主にある経験があなたを訓練し、内容を豊かにします。

あなたは神の命令に喜んで従わなければなりません。
そのようにして、あなたは神から教育を受けることになるのです。

神に完全に従うことがどんなことかは、だれにもわかりません。
弱さと痛みを覚え、頑固な意志を捨てることによって、そのことを理解できるようになるでしよう。

愛する子どもの命を助けてくださいと願いながらも、不幸なことに可愛い子どもが息を引き取るのを見ることがあります。
しかし、このことによって神への従順を学ぶチャンスとなることもあるのです。

孤独の中を歩み、夫や妻の命を助けてくださいと神に願い、祝福を求めて主とともに煩悶し、そして、亡くなったばかりの人の墓の前で嘆かなければならないとしても、それでも私たちが「主は与え、主は取られる。主の御名はほむべきかな」と言えるということ、これが従順を学ぶということの内容なのです。

人としての主キリストは、苦しむことによって、完全な従順とはどんなことかを教えてくださいました。
主の従順を知ることによって実際的、経験的、個人的に主なる神への従順を学ぶことができるようになります。
これらすべてにおいて、主はわれわれに近づいて来てくださいます。

従順を学ぶ神のひとり子、それがわれらの主です。
それゆえ、厳しい人生の歩みの中にあっても、主とともに喜びをもって歩もうではありませんか。
歩むべき道のすべてを知っておられる方の腕にすっかり自らをゆだね、寄りすがろうではありませんか。

God Bless You!!


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