2019年5月11日(土)の手紙

2019年5月11日(土)


『イスラエルの聖なる方、神である主はこう言われた「立ち返って落ち着いていれば、あなたがたは救われ、静かにして信頼すれば、あなたがたはカを得る。』イザヤ書30章15節


これが人生の歩みにおいて試練と苦難に遭ったとき、心構えとしてもつべき真理です。

ある人は仕事に関する難しさを経験しています。
というのは、仕事には多くの不安がつきまとうからです。
おそらくそのようなことがあなたをぐらつかせ、恐れおののかせます。

もしそうであれば、世俗的な問題に心を揺り動かされてはなりません。
そのようなことで不安になったり、興奮したりしてはなりません。

ですから、あまりに世的なことには深入りしないように心がけてください。
むしろ見えない神をしっかりと見つめようではありませんか。

小さなことで悩んだり、心配したり、焦ったりしても何の益にもなりません。
心を静かにし、落ち着いてください。
あなたが真実、神の子であれば、すべては神によって導かれるからです。

今あなたが受けている試練は、精神的、あるいは身体的な病かもしれません。
そうであれば、静かにしていること、信頼すること以外、そこから逃れる道はありません。

心配しても病状が和らぐことはなく、改善されることもありません。
取り越し苦労がかえって病気をひどくしてしまいます。
病は神から与えられるものです。

ですから、神のお許しがなければ癒されることもありません。
しかし、癒しの手段があるとすれば、それは静寂と信頼の心だけです。

あなたは友人を失いませんでしたか。
今何か大きな悲しみはありませんか。
最近だれか親しい人を天に送りませんでしたか。

友よ、あなたは親しい友を取り戻すことはできません。
そのようなことを望むべきではありません。
避けられないことを受け入れることは賢明なことです。
恵みに富まれる神の意志を受け入れることも賢明なことなのです。

静寂を保ち、神を信頼すること以外、悲しむ心を慰める手段はありません。
これこそがあなたの本当の力となるのです。

死別に勝る悲しみを経験したことがありますか。
愛する人たちの中で、毎日悲しんでいる人はいませんか。
それが背負わなければならない日々の十字架なのでしょうか。

しかし、心配しないでください。
主なる神のご意思にゆだね、それに従うことができるように神に助けを求めてください。
そして、主に心から仕えることを学んでください。

神から試みを受けている聖徒は、どのような状況にあろうと、「立ち返って落ち着いていれば、あなたがたは救われ、静かにして信頼すれば、あなたがたは力を得る」ことができるのです。
この約束を忘れてはなりません。

God Bless You!!


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