2019年4月9日(火)の手紙

2019年4月9日(火)


『死の綱が私を取り巻き、よみの恐怖が私を襲い、私は苦しみと悲しみの中にあった。』詩篇115篇18節


みなさん、試練はだれもが経験することです。
しかし、どのような苦しみや悲しみを経験するにしても、そこには神の恵みが注がれています。

熟考された主なる神からの恋文が、黒い縁のついた封筒で送られて来ます。
これは思いもよらないことです。
しかし、この手紙の開け方と読み方を心得ていれば、自分の魂のために用意された豊かな富をその中に見いだすことができ、試練が厳しければ厳しいほど、そこから神の恵みのシャワーを浴びることができるのです。

特別の恵みを用意されるとき、主はその恵みをあなたに与えるために荒っぽい、白髪まじりの馬を用いることがしばしばあります。

日用品を積んだ小さな船は流れの静かな川を航行します。
しかし重要な荷物をたくさん積んだ大きな船は大洋を航海するのです。

ダビデが、「死の綱が私を取り巻き、よみの恐怖が私を襲い、私は苦しみと悲しみの中にあった。
そのとき私は主の御名を呼び求めた。
『主よ、どうか私のいのちを助け出してください』」と告白した、この経験から多くのことを学んでください。

死の恐怖に襲われたときには祈りましょう。
地獄のような痛みがあなたをとらえることがあっても、祈りましょう。
苦しみと悲しみを前にしても、祈りましょう。
その他どんなことでも、特に困難の中にあるときは、思慮分別と知恵に基づいて行動すべきです。

しかし、だれであれ自分のうちには頼りとすべきものが何もないことを忘れてはなりません。
それが苦しみと悲しみからの救いであっても、罪からの救いであっても、「救いは主のものです」。
このことを思い起こしてください。

すべてのことをなし終えたとき、あたかもあなたは何もしなかったかのように、神にすべてをゆだねなさい。

「主が家を建てるのでなければ、建てる者の働きはむなしい。
主が町を守るのでなければ、守る者の見張りはむなしい」」のです。

どんなことであっても、祈りましょう。
ダビデと同じようなジレンマを抱えているときも、心の平安を失わないようにしましょう。
祈りがあなたを平安へと導いてくれるからです。

祈りこそ、あらゆる病を癒す万能の薬です。
祈りは神の宝庫の扉を開き、そして地獄の門を閉ざします。

また祈りは激しい炎を消し、恐ろしいライオンの口をも閉ざしてしまいます。
さらに祈りは天を開き、人の思いに大いなる力を与えてくれるのです。

ですから、信仰者のみなさん、ひたすら祈りなさい。
そうすれば、あなたは最愛のお方の御名において心安らぐ答えが与えられます。

God Bless You!!


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