2019年4月7日(日)の手紙

2019年4月7日(日)


『身を低くして、天と地をご覧になる。』詩篇113篇6節


神は非常に高い所におられます。
しかし、天国の事柄をご覧になるために、自らを低くしなければなりません。
そして、天空を眺めるためにそこから降りて来なければならないのです。

また御使いたちが何をしているかを注視するために、さらに身を低くしなければなりません。
神はこのようにご自身を低くされる方です!

神はこの地上の最も謙遜なしもべたちをご覧になります。
そして、マリアが「この卑しいはしために目を留めてくださったからです」と賛美したように、主のしもべたちも神の導きを受け、喜びをもって神に賛美をささげるようになるのです。

次のイザヤのことば、「いと高くあがめられ、永遠の住まいに住み、その名が聖である方が、こう仰せられる。
『わたしは、高く聖なる所に住み、砕かれた人、へりくだった人とともに住む。
へりくだった人たちの霊を生かし、砕かれた人たちの心を生かすためである』」。

これは驚くベきことばです。
異教徒の哲学者たちは、偉大な神が人間の歴史の小さな出来事に目を留めておられることを認めることはありません。
彼らは、貧しい者たちやご自身の被造物の苦悩に対して全く無関心な神を描きます。

「まことに彼らの岩は私たちの岩に及ばない」と言われているように、私たちは、神々にまさる真の神、父なる神を信じているのです。

そして、神は私たちが求める以前に、私たちに必要なものをすべて知っておられます。
神は必要なものすべてを与えてくださる羊飼いであり、私たちの頭髪の数をも知っておられる守護者です。

神は私たちの悩みのときに、同情を示してくださるいつくしみ深い、配慮に満ちた友人なのです。
自らを低くされた神は、どこにあってもほめたたえられるべき方です。

God Bless You!!


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