2019年4月4日(木)の手紙

『私のうちで思い煩いが増すときに、あなたの慰めで私のたましいを喜ばせてください。』詩篇94篇19節


どんな人も、人生について思い煩い、どうしたらよいかわからなくなることがあります。

一つのプランが提案されます。
しばらくは良さそうな内容に見えます。
しかし、すぐ疑問が出てきます。
あなたは混乱し、摂理の導きを見失い、迷路に迷い込みます。
あなたは混乱し、意気消沈してしまいます。

そのような困難を逃れるためにさまざまな方法をあなたは試みることでしょう。
しかし、それにもかかわらずあなたは失望し、当惑します。
あなたの思いは混乱し、そのため自分の思いとは全く違った方向に進んでしまいます。
人の進む道はあたかも渦巻きの動きのように、合流したり、蛇行したりしながら進んで行くのです。

混乱のうちにある友よ、そのようなとき、紅海でのイスラエルの人たちの経験を思い出してください。
目の前に海、両側には岩壁が立ちふさがっていました。
そして、後ろには恐ろしいエジプトの兵が迫っていました。
このときのイスラエレ人の行動を見習ってください。

このときのモーセのことば、「恐れてはならない。しっかり立って、今日あなたがたのために行われる主の救いを見なさい」を思い出してください。

しかし、あなたは「私は落ち着くことができません。
私は動揺し、心乱され、途方に暮れ、混乱し、そして分別を失っています。
私はどうしたらよいのでしょうか」と答えることでしょう。

聖書には、「私のうちで思い煩いが増すときに、あなたの慰めで私のたましいを喜ばせてください」と記されています。
あなたの目を神の深みに向けてください。
目に見えるうわべのものだけに心奪われ、思い煩うことのないようにしてください。
それは束の間のことでしかないのです。
信仰をもって、永遠なるものに目を向けようではありませんか。

あなたの進む道は、あなたの意志、選択とは違った、より崇高な力によって支配されているのです。
永遠なる神は、あなたの進むあらゆる道を定めておられます。
すべてのことは、父なる神の御手によって定められています。

私たちを世の初めから愛してくださった神は、私たちの歩むすべての道を永遠不変のものとして定めておられるのです。

不安のために混乱し、心乱されることがあっても、すべての重荷を主にゆだね、背負っていただくこと
ができるとは、何と幸いなことではないでしょうか。

God Bless You!!