2019年4月27日(土)の手紙

2019年4月27日(土)


『愚かさは子どもの心に絡み付いている。懲らしめのむちがこれを子どもから遠ざける。』箴言22章15節


あなたの心が不安に満たされてはいませんか。
実はそのことも、神の摂理の導きによるものなのです。

内面だけでなく、あるいはまだ気づいていないかもしれませんが、外部にも面倒なことを抱えてはいませんか。
その一つに、あなたが主キリストを信じたがためにおかしくなったと噂され、友人から非難されている、そんなことはありませんか。

もしそうであれば、あなたは彼らも自分と同じ熱心をもって神を信じてくれればと願うことでしょう。
しかし、それはあなたの力ではどうすることもできない状況から生じている事柄です。
主なる神は、私たちの髪の毛が1本たりとも落ちることはないと約束しておられます。
そして、あなたは神がその約束を果たしてくださる方であると信じています。

しかし、主の民が乗船している船を難破させることは、神にとってはごく簡単なことです。
あなたの乗っている船の周りの二つの潮流を神が合流させてしまうのではないか、そうして強力になった潮流が船のわずかな板とばらばらになった破片以外何も残すことなく沈めてしまうのではないか、などと思ってはなりません。

安心しなさい。
あなたが主キリストを信じているのであれば、主はあなたを安全に目的の港まで導いてくださいます。

私たちの内なる良心の懲らしめのために、主なる神が外側からも苦痛の鞭打ちを与えることはごく普通のことです。
この二重の懲らしめが誇りに満ちた頑固な心に向けられることがあるのです。
それは私たちが心を低くして主のもとにひざまずくためです。

ソロモンが子どものために語った、「愚かさは子どもの心に絡み付いている。
懲らしめのむちがこれを子どもから遠ざける」という教訓は、私たちにも同様に勧められてよいものです。
神は鞭による苦痛を与えることによって、あなたの愚かさを取り除いてくださいます。

また「傷つくまで打てば、悪は取り除かれる。腹の底まで打ちたたけば」と言われているように、主はあなたの傷を黒くすることも、また青くすることもできる方です。

イザヤは「足の裏から頭まで健全なところはなく、傷、打ち傷、生傷。
絞り出してももらえず、包んでももらえず、油で和らげてももらえない」と言います。

私たちも同じように主によって傷つけられ、痛めつけられることがあるかもしれないのです。
しかし、あわれみに富まれる神は最も苦しんでいるときを利用して、あなたを主キリストに近づかせようとしておられるのです。

God Bless You!!


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