2019年4月16日(火)の手紙

2019年4月16日(火)


『主は あなたの足をよろけさせず、あなたを守る方は まどろむこともない。』詩篇121篇3節


神はどこにでも、いつでも存在なさる方であり、まどろむことなくその御手は休むことがありません。
神は荒野にも、町の雑踏の中にもおられます。
あらゆるところに神の足跡が残されています。
そして、どんな場合にも神が臨在なさることに驚かされるのです。

試みの中にあるとき、神を見いだすことができること以上の慰めはありません。
こんな悪い時代はないと言ってはなりません。
神が存在なさるのにふさわしくない時代などないのです。
神は害を及ぼすすべてのものを追い払ってくださいます。

不吉なことが起こったと考えてはなりません。
確かにそれらは私たちには不吉と見えるかもしれません。
しかし、これらの暗雲はむしろ祝福を与えるための前兆です。

あなたが受けるさまざまな困難が神から来たものであることがわかれば、あたかも人を針で刺すスズメバチが蜜を集める蜜蜂へと変えられるかのように、それらは神からの祝福に変えられるのです。

神はどこにでもおられる方です!
しかし、あなたをより勇気ある者に変えることのできるお勧めを示すことなど私には不可能です。
あまり重要でない、本当に小さなことの中に神を見いだすことができるのは、あなたがたにとってはことのほか有益であり、慰めとなるはずです。

大きなことの中にのみ神を見いだし、小さなことの中に神を見いだせないとすれば、私たちは哀れな存在となることでしょう。

天の父なる神に栄光あれ!
天使を飛べるようにすることのできる方は、雀をも道案内できる方です。
世界を動かす方は、涙をも形づくり、またその涙が目からしたたり落ちるとき、その流れる跡をもつけてくださる方です

神は、惑星の公転の動きの中におられるのと同様に、塵の粒子の動きの中にも存在なさいます。
火を吐く彗星の中におられるのと同じように、蛍の小さなきらめきの中にもおられるのです。
あなたの家の中にも、寝榁にも、事務所にも、店の中にもおられます。

どんな小さなことの中にも神を見いだすことができるように努力してください。

「主が あなたのために御使いたちに命じて、あなたのすべての道で あなたを守られるからだ。
彼らはその両手にあなたをのせ、あなたの足が石に打ち当たらないようにする」。

主なる神はそのような方です。

なぜでしょうか。
あなたが山の頂上から落下することのないためですか。
いいえ、もっと些細なこと、足が石に当たることがないようにするためです。
私たちは大いなる神の摂理の御手によって安全に守られているのです。

God Bless You!!


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