2019年3月7日(木)の手紙

2019年3月7日(木)


『どうか御顔を私に隠さないでください。あなたのしもベを怒って押しのけないでください。あなたは私の助けです。見放さないでください。見捨てないでください。私の救いの神よ。』詩篇27篇9節


唯一これしか選択肢が残されていない、という厳しい状況の中で選んだものが、必ずしも良い結果へ導くとはかぎりません。

何かを選択するとき、それに危険が伴うことがあります。
狐がどの道を通ったらよいかを考えている間に、猟犬に捕まってしまうことがあります。
また病人が別の医師の診断を求めている間に、病状が深刻な状態に進んでしまうことも起こり得ます。

しかし、必要なもののすべてをある援助が提供しているとすれば、そのただ一つの援助だけに頼ることは賢明なことです。

私たち信徒も、同じような厳しい状況の中に置かれています。
ですから、神を信じなければなりません。
そうでなければ、何の希望もない状態で歩むことになるからです。

私たちはたびたび隣人に対して不信をもちます。
彼らの無力さをよく知っているからです。
そのうえ、私たちは自分を信頼することさえできません。
多くの苦い経験によって自分を信頼することの愚かさを知らされているからです。
それゆえ、主なる神にのみ信頼せざるを得なぃのです。

船舶を港へと導いてくれる風に祝福あれ。
船員たちを安全な停泊地へと押し流してくれる波に祝福あれ。
神に安らぎを見いだせるようにと導いてくれる苦難はむしろ祝福の基です。

これが「あなたは私の助けです。見放さないでください。見捨てないでください。私の救いの神よ」とダビデが告白したときの状況でした。

ダビデは神にのみ拠り頼みました。
さまざまな体験を通して、主のあわれみがその歩みの中で北極星のように輝いていたのです。
このように、ダビデは自分の目を一つの確かな光に注ぎ、救いの神を信頼しました。

今日も「あなたは私の助けです。見放さないでください。見捨てないでください。
私の救いの神よ。アーメン」と祈りましょう。

God Bless You!!


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