2019年3月5日(火)の手紙

2019年3月5日(火)


『私の心の苦しみが大きくなりました。どうかこの苦悩から私を引き出してください。』詩篇25篇17節


全能者の目から逃れることは不可能です。
しかし、これはむしろ幸いなことなのです。

医師に見放された病人であっても、回復することがあります。
医師から見放される、これはその病人にとっては測り知ることのできない神のご計画であり、あわれみだったのです。
実はあなたがこの結論に達するまさにそのときが、神が働きを開始されるときなのです。

古い諺として知られている「人が困難に陥ると、神が働きかけてくださる」は、まさに真実です。
もし神が望めば熱は引き、病は癒されます。
兵士が上官の命令に従うように、神が死に対して「去れ」と言えば去り、「来い」と言えば来るのです。

私たちの場合も同じです。
雲に覆われた暗い空で一日が始まっても、美しい夕焼けと一点の雲もない状態でその日が終わることがあります。

ある人は過ぎ去った時を振り返り、自分の現在の状態に非常に驚きます。
しかし、これは私には何ら驚くことではありません。
神がそうしておられるからです。

今朝、私は一人の紳士と話す機会がありました。
彼は「私は家庭生活において無駄遣いを極力避けています。
その理由は …もし貧困の極みを過ごし、そして、犬がわずかひとかけらのパンを所有していた、という理由でねたみを覚えた哀れな者がこれまでいたとすれば、実はその人物こそ私だからです。

しかし、今は神が私を大いに富ませてくださいました。
そして、しばしば私は貧しかった時代を振り返り、神が自分を助けてくださったことを思い起こし心から神に感謝しています」と話していました。

友よ、おわかりのように、神は車輪を回すことができ、しかも、その下のほうにあるスポークを、上のほうに持っていくことさえできる方です。
確かに主はすぐにでもそうすることのできる方なのです。

あなたの肉体と魂に罪と悲しみという、二重の重荷を背負って歩むことがあっても、恐れることなく主のところに行き、「私に御顔を向け私をあわれんでください。
私はひとり苦しんでいます。
私の心の苦しみが大きくなりました。
どうかこの苦悩から私を引き出してください。
私の悩みと労苦を見て、私のすべての罪を赦してください」と語りかけてください。

God Bless You!!


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