2019年3月10日(日)の手紙

2019年3月10日(日)


『私は あなたが行く道で、あなたを教え あなたを諭そう。あなたに目を留め 助言を与えよう。』詩篇32篇8節


信徒であれば、携わっている職業に必要な専門的な知識と能力を身に付けたいと神に祈り求めることでしょう。
そして、労働者は力を、芸術家は巧みさと技能を、学者や学生は知性を鋭くしてほしいと神に願います。

優れた戦士であったダビデは、自分の勇気は神によって与えられたと信じていました。
神は訓練によって、闘うための戦術をダビデの手に教えました。

ウリの子ベツァルエルについてこう言われています。
「彼に、知恵と英知と知識とあらゆる仕事において、神の霊を満たされた。
それは、彼が金や銀や青銅の細工に意匠を凝らし、はめ込みの宝石を彫刻し、木を彫刻し、意匠を凝らす仕事をするためである。
また、彼の心に人を教える力をお与えになった」。

あなたが自分の仕事について神に祈り求めるなら、援助の手が差し伸べられると私は確信します。
もし自分には十分な力がないと自覚しているのであれば、朝ごとに何事も鋭く観察できるように、また機敏に行動できるようにと神に祈りなさい。

主は「あなたの力が、生きる限り続くように」と約束しておられます。
主を信頼する信仰は、知識と理解力を得るための最善の条件なのです。

賢さを求めることは賢明なことです。
しかし、聖い者であることはそれ以上に大切なことです。

私はあなたに仕事の分野において、その道の専門家になってほしいと願っています。
しかしそれ以上に、あなたが正直で信頼でき、そして主に対して聖なる者であってほしいと望んでいます。

公益事業や私的な事業に従事しているみなさん。
天の父なる神のところに行き、平らな道に導いてくださるようにと願いなさい。
主の道をたどり、一歩一歩、よろけることなく進めるように神に祈りなさい。
行くべき道を指し示してください、また自分に目を注いで最も適切な助言を与えてくださいと主に願ってください。

あなたは安心してよいのです。
主は進むべきすべての道を整えてくださいます。
日々の労働が本来の天からの召命を妨害したり、また、その振る舞いによってあなたの信仰告白がまがい物となることのないためです。

事業においても、職業においても、その他どんなことにおいても、主キリストがあなたの立場に立てば、どのように行動なさるかを考えて行動してください。
あなたの家の壁に、次の質問を掲げておいてください。

「主キリストなら、どう行動なさるだろうか」と。

それから、他の人のことをも考えなさい。
「主キリストなら、どのように行動なさるだろうか」と。

主であれば、何をなさるか、いかに行動されるか、これが常にキリスト者にとって行動の最善の基準なのです。

God Bless You!!


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