2019年2月5日(火)の手紙

2019年2月5日(火)


『私を大いに祝福し、私の地境を広げてくださいますように。御手が私とともにあってわざわいから遠ざけ、私が痛みを覚えることのないようにしてください。』歴代誌第一4章10節


富への欲望は普遍的なものであり、これはほとんど人間の本能です。

もし裕福であれば、神に祝福されていると思ったことがありますか。
必ずしも富が幸せを与えるものでないことは、証明するまでもありません。

恵まれた環境の中にいる人であっても、不安を抱えていることはよくあることです。
望んだことの(その願いが健全であれば、ですが)すべてを手に入れた人であっても、決して満足を覚えることはありません。

というのは、人間の欲望には限りがないからです。

豊かさが必ずしも人に満足を与えるものではありません。

美味しい料理がテーブルの上にたくさん並べられます。
しかし、食欲がわきません。

幸いなことに音楽家が個人的にコンサートを開いてくれます。
ところが、聞く耳を持ち合わせていません。

休暇は無限に与えられていますが、楽しむことに何の魅力も感じません。
休暇を楽しむほうが働くことよりも、かえっていらだちを覚えることがたびたびあります。
そして、せっかくの気晴らしが、骨の折れる単調な仕事よりもはるかに苦痛であるということが起こるのです。

たとえあなたが裕福であっても、
「私の神よ、むしろ、私に無用になった残り物を食べさせ続けてださい。
銀や金、物や家財、動産や投資といったものを神とすることがないようにしてください。
というのは、すべてのものは神の摂理の中にあって与えられるからです。

おお、そのことによって私は祝福され、私の地境は広げられ、御手によって災いから守られ、苦しみから遠ざけられるのです。
世の富も主なる神の祝福がなければ、かえって私を滅ぼす原因となるからです」と告白するか
もしれません。

しかし、裕福でないなら(おそらくあなたがたのほとんどは裕福にはならないでしょうから)、次の
ように言ってください。

「私の父よ、あなたは目に見える豊かな富を私に与えることを拒否なさいました。
しかし、あなたの愛によって私を豊かにしてください。
私にあなたの恩恵という真実の富を与えてください。
そして、私を豊かに祝福してください。

あなたが望むことはすべて他の人に与えてください。
ただ私の受ける分だけを下さい。
私の魂は日々あなたの命令を待ち望みます。
ですから、私を祝福してください。
それで私は十分満足です」と。

God Bless You!!


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