2019年12月4日(水)
『愛する者たち。あなたがたを試みるためにあなたがたの間で燃えさかる試練を、何か思いがけないことが起こったかのように、不審に思ってはいけません。』ペテロの手紙第一4章12節
あなたは今苦境に立たされてはいませんか。
あるいは、何かを恐れてはいませんか。
しかし、苦境を与えた神がそのことを通してあなたに何かを教えていることがわかれば、あなたの恐れは取り除かれるでしょう。
学校では、黒板を通して多くのことを学びました。
しかし、主キリストの学校では苦境や苦悩を通して多くのことを学ぶのです。
それゆえ、「あなたがたを試みるためにあなたがたの間で燃えさかる試練を、何か思いがけないことが起こったかのように、不審に思ってはいけません。
むしろ、キリストの苦難にあずかればあずかるほど、いっそう喜びなさい」と言われるのです。
私たちは善良な人たちの歩みのために祈ることを求められます。
しかし、私は必ずしも祈ることによって信仰を生かして用いることはできませんでした。
主キリストがある道へと導いておられるのに、しばしば、私は別の道を歩んでいるように思えることがあるからです。
そのため、私は「父なる神よ、私の進むべき道を示してください」と祈ります。
主イエスは「父よ。わたしに下さったものについてお願いします。
わたしがいるところに、彼らもわたしとともにいるようにしてください。
わたしの栄光を、彼らが見るためです。
世界の基が据えられる前からわたしを愛されたゆえに、あなたがわたしに下さった栄光を」と祈っておられます。
ですから、主イエスが他の道を歩むようにと勧めておられると感じたら、今進んでいる道をあきらめて、主が示される道を進まなければなりません。
主は、「天地の主であられる父よ、あなたをほめたたえます。
あなたはこれらのことを、知恵ある者や賢い者には隠して、幼子たちに現してくださいました。
そうです、父よ、これはみこころにかなったことでした」と祈りをささげ、このことを教えておられます。
神はこれらのことを知恵ある者や賢い者には隠しておられましたが、むしろそのことを喜ばれたのです。
それゆえ、主キリストも喜ばれたのです。
素朴な羊飼いのような心をもつことは望ましいことです。
ある日、一人の紳士がそのような心根の羊飼いに「今日も良い一日を」と挨拶したところ、その羊飼いは「ありがとう。
でも、私は毎日幸いな日を過ごしていますよ」と答えたのです。
そこで紳士は「友よ、それはどうしてですか」と尋ねました。
「ええ、神が私のために今日という日を特別に選び、私に与えてくださっているからです。
ですから、今日も素晴らしく良い日なのです。
そして、毎日がそうなのです」 と答えたというのです。
すべてを神にゆだねる全き単純さこそが、主イエスをあなたの救い主として受け入れるだけでなく、イエスにあなたの主、あなたの教師となっていただくための基本的な心構えです。
God Bless You!!
a:99 t:1 y:0